戦前のZIPPOのフリントホイールはすべて水平歯 (Holizontal Teeth) です。
その水平歯フリントホイールは何種類あるのでしょう?
2種類なのでしょうか?
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甘ーい!
A.68歯
B.48歯
C.57歯
D.68歯
E.60歯
さらに68歯<strong>フリントホイール</strong>は、最低でも2種類あります。
現在確認できるものだけで5種類あります。
歯数を数えるのに目がチカチカしました・・・(*o*)
A.は1939年〜1941年の修理品
B.の48歯は本来のファーストモデルZIPPOと
同じ1933年〜1934年前期
C.1934年前期〜1935年前期位まで使われたのでしょう。
D.第二次世界大戦中の修理品(1941年〜1945年に修理)
E.1935年
私が持っている1936年ンイサイドヒンジスクエアZIPPOも 60歯なので1936年4バレルアウトサイドヒンジZIPPOも60歯なのでしょう。
これらのややこしい情報をまとめると、 48歯 −> 57歯 −> 60歯 −> 68歯 −> スラッシュタイプ
と、だんだん細かくなっていきます
フルオリジナルアウトサイドヒンジZIPPOに68歯フリントホイールはありません!
Zippo社の社長G.B.ブレイズデルは、1946年にフリントホイールの大改良を行ないましたが、それ以前にも彼は思考錯誤を繰り返し、この水平歯には頭を悩まされたのでしょう。
新型のスラッシュクロスタイプにしたことで、発火率と寿命は飛躍的に向上し、その後も微妙な改良が加えられつつ、以来50年以上同形式が採用されています。
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