核心から言います。
右 (D)の修正品はリーフHumped(凸型板バネ)カムスプリングが入っており、カムでスプリングが上下する為のスペース を修理する時に削ってあるのです。
左の写真のDはリーフスプリングが上った状態、右の 写真のDはリーフスプリングが下った状態です。
ピストンタイプのカムは、リーフスプリングタイプのカムより擦り減りが早く、修理の際ピストンを抜き出し、新たにリーフスプリングが取り付けられます。
この際、リーフスプリングが下がった時の為のスペースを新たに削っています。(赤矢印部分)
超ビンテージZIPPOコレクターの方、ここに注意 して下さい。
今後更にアウトサイドヒンジZIPPOの値が上がるにつれ、やはりフルオリジナルにこだわる方も 出て来るでしょう。
ディーラーは、ここに目を付け、フルオリジナルに修理してしまう人もいます!
ここで名前は名記しませんが、あるアメリカの有名なライターショーで、リペアされたファーストモデルZIPPOを安く手に入れ(それでも数千ドルでしたが)それを修理して
xxxxxドル で売るとイキまいていたアメリカ人ディーラーがいるのを私は知ってます。
(私はそのディーラーが手に入れる前にそのリペア品ファーストモデルZIPPOの値段交渉をしていたので値段は知っていました)
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