さて、次に年代です。
カムの色、カム受けに注意して下さい。
カムはすべてクロームメッキされていますが、メッキがこすれて金属の地が出ています。
写真では判りづらいですが、
A、鉄
B、ブラス(真鍮)
C、ブラス(真鍮)
D、鉄
E、カッパー(銅)です。
Aの鉄は1939年〜41年の修理品。
B、Cのブラスは 1933年後期〜34年後期。
Dの鉄は第二次世界大戦中の修理品(1941〜45年)。
Eの銅は1935年〜38年です。
私の持っている1936年内ヒンジスクエアZIPPOのカムも銅、 1938年ラウンドタイプフラットボトムZIPPOも銅の物が あります。
フルオリジナル4バレルアウトサイドヒンジジッポーは
1936年とされてますが、おそらく銅製のカムだと
思われます。
Zippo社創業時から見てカムは
ブラス(1933-35) --> 銅(1935-38) --> 鉄(1939-46)
--> ステンレス(1947-51) --> 鉄(1951-97) に移り変っています。
ここで注意。
フルオリジナル Outside Hinge ZIPPO のカムに鉄は
ありません。
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